医薬品メーカーで営業として34年間働かれた起業家についてご紹介いたします。

起業の経緯

私の営業先はドラッグストアなどの小売店が中心でした。自社製品の販売促進POPを自ら作成し、営業先の店舗での自社製品販売個数を伸ばす仕事をしておりました。パソコンの普及していない時代は主に手書きでPOPを作成し、パソコンが普及してからはエクセルを用いて販促物を作成していました。
50代半ばになり子供も親元を離れた頃、それまでは妻と出かけることもないほど、仕事に追われた生活を送ってきていましたので、いずれは第2の人生をと強く考えるようになりました。丁度、会社で早期退職者の募集もされていたことから妻と相談し、新たなビジネスで「ローリスク・ローリターン」を目指す起業をすることにしました。

開業準備

退職前に準備をしておこうと思い、「起業支援」というキーワードからこちらの会社に起業相談をさせて頂きました。
その際、先生のご指導から自らの得意とする仕事や能力の棚卸作業ということを行いました。仕事では製品とお客様ニーズを繋げるプロモーション活動を行っていたことから、お客様の製品に対するセールスコピーライターを決定。エクセルでの販売促進POP作成のスキルを活かしてお客様のホームページ作成の仕事を同時並行して行うことに決めました。
仕事を行う上で事務所は置かず、パソコンのみで仕事のできるビジネススタイルを考えていたため、事務所に関する初期投資は極力抑えることにしました。
ホームページ作成にあたってパソコンスキルを新たに習得する必要があると感じた為、土日に開かれるパソコン教室にはサラリーマン時代から通い始めました。
また、サラリーマン時代は法人向けのルート営業をしていて人脈がなかったことから、先生にご紹介頂いた起業家向けセミナーにも参加しました。そこで出会った方に自身の名刺を広告として事業の宣伝を行い、顧客候補も見つけることができました。

創業時の苦労

創業時には事業の顧客に繋がるような人脈がなかった為、当初は案件を探すことに苦労しました。セミナーに参加することで同じように起業される方からホームページ開設や新製品・新サービスの宣伝用キャッチコピーの仕事を少しずつ頂くようになりました。
また、ホームページ作成用の字体やデザインに関するソフトウェアの購入費用がかさみ、事業計画で想定していたよりも初期投資が増えてしまったことが反省点でした。
現在では、初期投資分のマイナスも取戻し始めていますが、そのマイナスも生活に影響が出る損失ではありません。サラリーマンとして長年会社勤めでしたが、現在は自分のやりたい仕事を自分のペースでできる環境に満足しています。