リタイアして起業される方の大半は、どちらかを理由に起業を決断されています。

お金のために今起業する方

「定年後の年金生活では十分な生活費を賄うことができず、さらに十分な貯金がなく、不安を感じています。」このような方は、老後の生活のために起業を決断しています。

現在の年金の支給開始年齢は、段階的に65歳へ引き上げられることが決定しています。もっと若い世代は、さらに支給開始年齢を引き上げる検討がなされています。

企業はこれまでの雇用制度の定年を65歳まで延長できずにいます。そのため、60歳で定年を迎え、65歳で年金の受給が開始されます。そのため、5年間の収入ブランクの期間が発生します。

1か月の2人の世帯の生活費は約25万円だと言われています。
5年間の無収入の状態の期間を過ごすのに、約1,500万円(25万円×12か月×5年)が必要だという計算になります。少なくとも、60歳の時点で1,500万円の貯金がないと65歳まで生きられない計算になります。

年金の受給が開始されるまで、無収入の生活に耐えていけますか?
生活基盤を損なわない程度のリスクで、最低限の生活を確保した上での、起業も可能です。
サラリーマンで定年まで雇われていても、定年までにもらえる収入は決まっています。老後の安定のために、定年前での起業を決意されます。

やりがいのために起業を選んだ方

企業を退職してから、10年や15年は、生き生きと過ごせる期間があります。趣味に没頭するもよいでしょうし、ご夫婦で田舎暮らしをするのもいいでしょう。一方で、社会との関わりを持ち続けるという意味で、起業を選択する方もいます。

世界的な長寿国となった日本において、健康寿命は男性が71.11歳、女性が75.56歳というデータが発表されました。(健康寿命とは、日常的・継続的な医療・介護に依存しないで自立した生活ができる期間のことであり、死亡時の寿命とは異なります。)さらに今後健康寿命は延びる傾向にあります。
そのため、定年後も10年以上は自由に生活できる期間があるのです。その時間を有意義に過ごすために、起業を決意されます。