この問題はどちらに引き継いでも良い面と悪い面がありますので、あなたが何を重視するかによって総合判断する必要があります。
後継者を誰にするかは、慎重に判断する必要があります。会社のためを思うのであれば、親族だからという偏った考え方をせずに、どちらが経営者として優秀であるかという目線で判断されるのが良いでしょう。
経営者として優秀ではないと、会社が継続しません。

親族に引き継ぐ場合と従業員に引き継ぐ場合で、それぞれメリット・デメリットがあります。

表を横にずらすと続きが見えます。

メリットデメリット
親族内承継
  • 身近な存在である親族の後継者に対して、徐々に教育ができる
  • 先代の経営理念を守ってもらいやすい
  • 社内外の関係者から受け入れられやすい
  • 後継者以外の親族とのわだかまりができる場合がある
  • 経営者として能力がないのに、引き継いでしまう場合がある
親族外承継
  • 優秀な後継者が会社を承継してくれる可能性が高い
  • 現経営者個人が連帯保証人になっている場合、保証の引継ぎが困難となる場合がある
  • 後継者が株の買取資金がない場合があり、その場合、どのように後継者に買取資金の確保させるかの検討が必要
  • 現経営者の親族の理解を得る必要がある

今では、なかなか後継者がいないこともあり、約4割の企業が親族以外に承継をしています。
親族以外の承継の方が家族間の争い等がなく、円滑に進む場合もあります。
親族以外に株を全て売却して、多額な現金をもとに老後は悠々自適な生活を送られる方もいらっしゃいます。